ERCアゾレス:ブリーンとカエタノビッチが熾烈な首位バトル – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCアゾレス:ブリーンとカエタノビッチが熾烈な首位バトル

 

ERC第4戦ラリーアゾレスは競技2日目となる6月5日、8SSの走行が行われた。開幕の3SSを終えて首位につけたクレイグ・ブリーン(プジョー208T16)はこの日、イベント最大の山場となる火山湖沿岸のステージ、Sete Cidadesの1回目の走行でスピン。このステージで快走を見せベストタイムを叩き出したカエタン・カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5)に首位を明け渡す。

しかし、ブリーンは同じステージの2回目の走行で再び首位を奪還した。「パンクしたり、ラインを外して衝撃でタイヤが外れたりしやすいので、下らないミスだけはしないようにした」とブリーン。

一方、アゾレスにはあまり参戦したことがないというカエタノビッチだったが、豊富な経験を活かして難関グラベルを攻略した。「今、僕の心拍数は限界に近いと思うよ!」と激しい首位争いを実感しているカエタノビッチ。ブリーンとの差も、わずか2.3秒だ。3位にはアゾレスチャンピオンを7回経験している地元強豪のリカルド・ムーラ(フィエスタR5)が続くがその差は1分以上開いており、最終日はブリーンとカエタノビッチの一騎打ちとなりそうだ。

ERC2では、開幕の3SSに続きこの日も4回の部門ベストをマークしたスバル・ポーランドラリーチームのドミニカス・ブタビラス(スバルWRX STI)がトップ。ブタビラスはこの日の開幕ステージで石にヒットした上に、他車のクラッシュで遅れを喫するなどアクシデントが相次いだが、それでも部門リードを39.5秒に広げており総合でも8位に食い込んでいる。

ERCジュニアでは、プジョーUKがプリペアしたプジョー208R2で参戦するクリス・イングラム(プジョー208R2)がトップ。難関のSete Cidadesでは「ものすごいコースオフだった!」と語りフロントにもダメージを負ったが、それでも自信を失わず攻め切り、2位との差を22.4秒築いている。

最終日の6日レグ2には、6SS・100.89kmのステージが設定。21.38kmのTronqueiraは、島を彩るアジサイの植木が立ち並ぶERCでも最も美しいステージの一つだ。



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