【特別企画】待望の最新作「DiRT 4」を遊びつくせ! ラリー編 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【特別企画】待望の最新作「DiRT 4」を遊びつくせ! ラリー編

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いよいよ最新ラリーゲーム「DiRT 4」の日本での発売が7月27日に迫ってきた。老舗のレースゲームスタジオ、コードマスターズによる美麗なグラフィックとリアルな操作性で世界中にファンがいる「DiRT」シリーズ。その最新作が日本で、しかも海外版の発売から約1カ月後という短期間でリリースされるのもうれしいところだ。

コードマスターズはこれまで、コリン・マクレーが監修し、自身の名前を冠したラリーゲーム「コリン・マクレー・ザ・ラリー」シリーズ2作をはじめ、マクレーやケン・ブロックが監修した「DiRT」シリーズ3作+スピンオフの「DiRT SHOWDOWN」を手がけ、いずれも国内で人気を博してきた。「DiRT 4」は、ナンバリングタイトルとしては久々の新作となる。

今回から2回にわたってお送りするこの企画では、「DiRT 4」の基本的なシステムと「ラリー」に焦点を絞って、その特徴と魅力を余すところなくお伝えしよう。

ラリーゲームの金字塔「DiRTシリーズ」の最新作

「DiRT」シリーズは名称のとおり、砂や泥にまみれて走るスタイルの「ラリー」「ランドラッシュ」「ラリークロス」「ヒストリックラリー」という4つのカテゴリーを遊ぶことができる。F1などのようにタイヤのグリップを最大限に引き出してタイムを稼ぐというよりは、ラフでスリッパリーな路面をドライバー=プレイヤーの腕でマシンをねじ伏せながら走破するゲームだ。

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ドライビングスタイルは「ゲーマー」と「シミュレーション」の2種類が用意されている。大きく分けると「ゲーマー」はトラクションが常にかかりやすく、初心者から上級者まで幅広いユーザーにオススメのモード。一方の「シミュレーション」はアクセルやブレーキのタイミングがシビアでスピンもしやすいが、操作の自由度は高く、腕さえあればタイムを縮める走りが可能。まずは両方を試して、好きな方で始めてみよう。後から変更も可能だ。
 
初回のゲーム起動時に表示されるチュートリアルでは「ラリー」のルールなどをレクチャーしてくれる。アクセル、ブレーキに始まり、ペースノートの記号、サイドブレーキの使いどころなどが学べる。画面表示はあとで変更できるので、本物のラリーのようにコ・ドライバーの声だけで遊ぶこともできるし、常に記号を表示させて確認してもいい。

チュートリアルが終わると「難易度設定」の画面が現れる。これも「DiRT 4」の特徴のひとつで、操作方法とは別にゲーム全体の難易度を選べるのだ。「レーサー」「プロ」「チャンピオン」「フィアレス」とカスタム設定の5種類があり、ライバルのAIの強さ、レースをリスタートできる回数、ドライビングアシストのオン/オフなどが含まれている。この難易度設定により「キャリア」モードなどで得られるポイントに補正がかかり、難易度が高いほど高ポイントが得られる仕組みだ。「フィアレス」(=怖いもんなし)は最初は選べず、ゲームを進めるなかで得られるユーザーのフィアレスポイントを貯めることで選択可能になる。ちなみに、カスタムですべてのアシストを外しても補正ポイントは95%。「フィアレス」の100%とはどんな難しさなのか……実際にプレイして確かめてみてほしい。

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ラリーでよく見るアクシデントまで再現

DiRT 4の「ラリー」で選べる国はオーストラリア(グラベル)、スペイン(ミックス)、アメリカ(グラベル)、スウェーデン(スノー)、ウェールズ(グラベル)の5カ国。それぞれに道のうねりや傾き、小さなギャップなどが細かく再現されている。わずかな気の緩みやちょっとしたオーバースピードですぐにロールオーバーしてしまうこともある。ドライビングの感覚は非常にリアルで、動きの違和感はほとんどない。それだけに、ドライビングスキルがそのまま現れてしまい、ごまかしがきかない点を難しいと感じる人もいるかもしれない。ただし、難易度やドライビングスタイルを初心者向けに振れば、マシンが壊れにくくなったり走らせやすくなったりするので、どんなユーザーでも安心だ。なお、「DiRT 4」はクラッチ対応のステアリングコントローラーにも対応しているので、リアルなラリーシミュレーターとしての遊び方も可能だ。

コース内のオブジェクトや観客ひとりひとりの動きまで緻密で自然に描かれたグラフィックも、「DiRT」シリーズの真骨頂。過去のシリーズも十分に美しかったが、PS4やXBOX ONEの高いグラフィック性能を存分に活かし、実車と見紛うばかりの美麗なグラフィックが展開される。朝、昼、夕方、夜間といった時間帯の変化や、晴天、曇天、雨などの天候、そして太陽光線の美しさは、現在発売されているラリーゲームのなかでは文句なしに最高レベルと考えていいだろう。

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ラリー中の演出も非常に凝っており、ライバルがパンクやトラブルによりコースの途中でストップする演出などもある。当然プレイヤーもこのようなアクシデントに見舞われることはあり、タイヤが取れてホイールのみでの走行となったり、ミッショントラブルによりギヤがなくなったり、ロールオーバーしてフロントガラスにヒビが入ることなど序の口だ。ラリーファンにとってはこういったマシンの損傷具合さえもリアルなゲームの演出のひとつ。そういった意味では、ドライビングスキルに合わせてしっかり壊れてくれるので、安心して(?)楽しんでほしい。

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自由にマシンや走りを試せる「DiRTアカデミー」

ラリーのチュートリアルが終わると、本作の新機能である「DiRTアカデミー」がスタートする。マシンはNR4/R4のスバルWRX STI。コースは、アメリカに実在する「DirtFishラリースクール」がモデルとなっている。
 
「DiRTアカデミー」では、パイロンや障害物で作られたコースをゴーストの走りを見ながら何度でも練習できる「レッスン」や、自由にマシンを選んで試走できる「フリーローム」を楽しめる。収録されているあらゆるマシンをドライブ可能で、どんな走り方をしても構わないので、マシンの挙動を確認したり、ドライビングスタイルの違いなどを確認しておくといいだろう。

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「DiRTアカデミー」を経験すると最初のライセンスが手に入る。いよいよここからが「DiRT 4」のスタートだ。プレイヤー単独で遊べるモードでは、レースを経験しながらドライバーとしての評価を上げ、賞金を集めていく「キャリア」モードがメイン。最初は「ラリー」しか選べないが、成績を残すことで他のカテゴリーがアンロックされていき、各カテゴリーでの頂点を極めることが目標となる。

「キャリア」モード以外では、「シミュレーション」のハンドリングスタイル限定で世界中のユーザーとランキングを競う「コンペティション」、オンラインで世界中のユーザーと直接対戦する「マルチプレイ」(要PlayStation Plus加入)、自由にマシンやコースを設定して自分だけの選手権を作れる「フリープレイ」、タイムアタックや障害物を破壊した数を競う「ジョイライド」など、多彩なイベントが用意されている。

ちなみに、これらのモードでは自分で購入していなくてもほとんどのマシンを選べるのだが、実は「チームとしてマシンをレンタルしている」ことになっている。そのため、レースが終了して賞金を獲得する画面で、チームのメカニックやマシンレンタルも含めたレンタル料を支払わなければならないのだ。当然、マシンが破損していればこの料金も上がることになる。こうした部分のリアルな演出も「DiRT 4」の魅力のひとつだろう。

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コースを無限に生成できる「Your Stage」がすごい!

「フリープレイ」の「ラリー」に実装された「Your Stage」という新機能にも注目だ。これは、好きな国とコースの距離、難易度、天候、時間帯を指定するたびにSSが自動生成されるというコースメイキングの機能。作ったコースは保存したり別のユーザーと共有することもできる。

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実際に走ってみても、自動生成されたとは思えないほど自然なコースになっている。そのコースバリエーションはほぼ無限で、飽きることなくどっぷりラリーにハマれるはずだ。

次回は、「DiRT 4」のもうひとつの目玉である「ラリークロス編」をお届けする予定。さらに、収録マシンの情報や、チーム運営などのシミュレーション要素、予約特典についてもご紹介する。
(公開は7月26日ごろの予定です)

DiRT 4 公式ウェブサイト
http://www.ubisoft.co.jp/dirt4/

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