シルクウェイラリー:プジョー勢が連日トップ3タイム – RALLYPLUS.NET ラリープラス

シルクウェイラリー:プジョー勢が連日トップ3タイム

©PEUGEOT

シルクウェイラリーは7月9日、チェボクサル‐ウファ間のステージ2、785kmを走行。うち、セレクティブセクションは157kmが設定された。競技初日から1‐2‐3タイムを叩き出したチーム・プジョー・トタルは、この日もステファン・ペテランセルがトップタイムで、総合首位に浮上。昨年の覇者、シリル・デプレが2番手タイム、わずか1秒遅れでセバスチャン・ローブとプジョー勢が再びトップ3のタイムを独占し、総合順位でも1-2-3体制を維持している。

この日の最高気温は20度。前日に引き続きマディでスリッパリーなコンディションとなり、水があふれているセクションもあった。この日もSSの距離は短かったが、道はナローでナビゲーションのスキルも問われる設定だった。

この日のトップタイムをマークしたペテランセルは「このコンディションの中でマシンをコントロールするのは、とても厳しかった。ナビゲーションで小さなミスがあったが、深刻な事態にはならなかった。首位に立ててうれしいよ。滑り出しは順調だが、この先も難しいルートが待っているので慎重になることが重要だ。我々のチームは、そのことをよく理解している」

4位には、X-raidのブライス・メンジースがつけたが、チームメイトのヤジード・アルラジはフィニッシュまで30kmという地点で深さ2mの穴にはまり、救援を待たなくてはならず、この日は27番手タイムで総合23位に順位を落としている。

X-raid/ Eric Vargiolu / DPPI

10日は、ウファ‐コスタネイ間の876.39kmを走行。うち、セレクティブセクションは329.25kmとなっている。ロシア国内最後のステージとなるこの日は、速度域は高いが進路変更も多いため、再びコ・ドライバーのスキルも求められる設定となっている。

シルクウェイラリー 暫定結果(ステージ2終了時点)
1 S.ペテランセル(プジョー3008DKR) +02:33:31
2 S.ローブ(プジョー3008DKR Maxi)+01:19
3 C.デプレ(プジョー3008DKR) +03:32
4 B.メンジース(MINIジョン・クーパー・ワークス・ラリー) +12:00
5 W.ハン(ジーリーSMGバギー) +17:31



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