シルクウェイラリー:ローブが新型マシンの初ステージでトップタイム – RALLYPLUS.NET ラリープラス

シルクウェイラリー:ローブが新型マシンの初ステージでトップタイム

 

シルクウェイラリーは7月8日、モスクワ‐チェボクサル間のステージ1、726.95kmを走行。今大会最初のセレクティブ・セクション、61.43kmでは、プジョー3008DKR Maxiでの実戦初ステージに臨んだセバスチャン・ローブがベストタイムをマークした。さらに旧型3008DKRを駆るチーム・プジョー・トタルのチームメイト、ステファン・ペテランセル、シリル・デプレも2番手、3番手タイムをマークし、プジョー勢が初日からトップ3を独占した。

最高気温16度、初日から非常にマディな難コンディションとなったが、プジョーは3台が大きなトラブルなくこの日を乗り切った。

実戦デビューのマシンで最初からステージウインを勝ち取ったローブは「非常に順調でいいタイムが出せたが、トリッキーだった。すごくマディでスリッパリーだった。ナローなコースだったので、新型マシンで車幅が広がったこともアドバンテージにはあまりならなかった。ナビゲーションが必要なジャンクションもいくつかあったので、ダニエル(エレナ、コ・ドライバー)にとっても難所があった。明日は先頭スタートなので、もちろん簡単にはいかないが、やるしかない」

ペテランセルも「スケートリンクのようなセクションもあった。ドライのところもあったので、ここではスピードアップすることができた。でも終わってみれば、得ることより失う可能性の方が高いようなステージだった」と難しさを表した。

昨年のシルクウェイラリーの覇者、デプレは「モスクワで3日間過ごしていたので、ようやくウォームアップができた。トリッキーだったが、とにかく慎重に、水たまりに足を取られないように走った。最初のステージから、流れを狂わせたくはないからね! インフレーションシステムにちょっとしたトラブルがあったので、やや抑えたが、重大なトラブルではないよ」

9日は、チェボクサル‐ウファ間の785kmを走行。うち、セレクティブセクションは157kmとなっている。

シルクウェイラリー 暫定結果(ステージ1終了時点)
1 S.ローブ(プジョー3008DKR Maxi) 00:42:02
2 S.ペテランセル(プジョー3008DKR) +00:29
3 C.デプレ(プジョー3008DKR) +02:14
4 Y.アルラジ(MINIジョン・クーパー・ワークス・ラリー) +03:38
5 B.メンジース(MINIジョン・クーパー・ワークス・ラリー) +03:38
6 C.ラビエール(バイクモーターBJ40L) +03:43



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