シトロエン、WRCサルディニアにアンドレアス・ミケルセンを起用 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

シトロエン、WRCサルディニアにアンドレアス・ミケルセンを起用

©CITROEN

シトロエン・トタル・アブダビWRTは、6月8‐11日に開催されるラリーイタリア サルディニアに、アンドレアス・ミケルセンをエントリーさせることを発表した。No.9のシトロエンDS3 WRCを駆る。ミケルセンが2017年スペックのWRカーで参戦するのは、これが初めて。シトロエン・レーシングはミケルセン起用の理由として、シーズンの中盤を迎えるこのタイミングで、2016年にドライバーズ選手権3位に食い込んでいるミケルセンの経験を活用するアドバンテージを挙げている。

このため、ステファン・ルフェーブルはサルディニアには出場しない。しかし、シトロエン・レーシングは、若手ドライバーを育成するというポリシーは持ち続けることを強調しており、ルフェーブルのラリーポーランド参戦を明言。サルディニアには、レッキのみ参加する。

2016年は新規定WRカーの開発を優先し、2017年にフル参戦を再開したシトロエン。ここまで、メキシコでクリス・ミークが1勝を収めている状況について「目標は部分的に達成できている」としている。しかし、シーズン前半の内容から、ドライバーズラインナップの選択肢を拡大する決断に至った。現状、ミケルセンのサルディニア参戦は、ワンオフのプログラムとしている。

今季はR5マシンの参戦に限定されているミケルセンは、C3 WRCでの初参戦をより効果的に行うため、チームはラリー前にテストを1日設定するとしている。



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