全日本ラリー若狭:序盤からリードを広げた勝田範彦が初日首位を快走 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー若狭:序盤からリードを広げた勝田範彦が初日首位を快走

勝田範彦/石田裕一組

©RALLY PLUS

全日本ラリー選手権第4戦「若狭ラリー2017 Supported by Sammy」の競技初日が5月20日(土)に福井県おおい町を舞台に開催され、勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)がデイ1を制した。

昨年と同様に若狭湾を臨む複合レジャー施設「うみんぴあ大飯」を拠点として開催される若狭ラリーだが、今回はギャラリーSSが設定されたスーパーSSの場所を2年前に使用した大飯町総合運動公園/プレーパークおおいに移動。企業ブースや飲食店などが立ち並ぶラリーパークも「うみんぴあ大飯」からこちらに移設された。
19日(金)の夕方に行われたセレモニアルスタートでは、恒例の子どもたちによるちびっこスターター体験が実施され、ラリーカーを前にして元気いっぱいでフラッグを振る子どもたちに、選手も笑顔で応えていた。

デイ1は、新緑の山中を駆ける9.4kmのSS Furusatoを3回、10.3kmのSS Gonamiを2回、デイ2にも使用され、高速道路脇の林道を走る4.02kmのSS Sekiyaを1回、そしてスーパーSSを2回走行する8SS、54.34kmが設定された。SS総走行距離81.70kmのうちデイ1だけで67%を占めており、この初日のタイムが勝負の行方に大きく影響することが予想される。

JN6クラスは、前戦久万高原のSS1でリタイアを喫した勝田が、SS1とSS2でスタートダッシュを決めベストタイムを連取。怪我から復帰した鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)と、勝田と同じく第2戦をリタイアで終えた福永修/齊田美早子(三菱ランサーエボリューションⅩ)が約10秒差、さらに約7秒離れて久万高原ラリーを制した奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションⅩ)、さらに新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が僅差で続くという展開だ。

サービスを挟んだSS3とSS4では福永が連続ベストを取り返し2番手に浮上、トップの勝田との差を7.1秒まで縮めてくる。一方、3番手にポジションを落とした鎌田は、シフトレバーが折れるなどのマシントラブルが相次ぎ、4番手に後退してしまう。

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2回目のサービスを経たSS6とSS7は勝田と福永がベストタイムを分け合い、勝田は初日首位を死守。福永がも3番手の奴田原との差を広げ、勝田との差を5.3秒差に縮める2番手で初日を終えた。その福永と31.4秒差の3番手に奴田原、その奴田原と5.5秒遅れの4番手に新井が続き、トラブルに見舞われた鎌田が新井から4.0秒遅れの5番手と、上位2台が頭ひとつ抜けだし、3番手以下が大混戦という様相をみせている。

JN5クラスは、序盤からJN6クラスに食い込むタイムを見せた小濱勇希/馬場雄一(シトロエンDS3 R3-MAX)がリード。DS3での挑戦3戦目となる川名賢/保井隆宏が2番手につける。MINIでの今季初戦となった鷹野健太郎/ヤナはSS3でエンジントラブルによりリタイアとなった。

JN4クラスは、新型を投入した曽根崇仁/桝谷智彦と、第2戦をスキップした石川昌平/赤羽隆子、クラスのなかでは真っ先に新型を投入した山本悠太/藤田めぐみの3台のトヨタ86がベストタイムを取り合う展開となるが、SS5で石川がコースオフしてリタイア。2連勝中の曽根が首位を守り、山本が7.5秒差で食らいつく。3番手には同じくトヨタ86の山口清司/山本磨美がつけている。

JN3クラスは、天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ)がSS2で2番手の大倉聡/豊田耕司(トヨタ・ヴィッツ)に13秒差を付けると、その後もじわじわと差を広げて初日を終えて初日をフィニッシュ。16.9秒差の2番手に大倉、そこから2分以上後方の3番手に、久万高原でも表彰台を獲得した内藤学武/小藤桂一(マツダ・デミオ)がつけるという展開となった。

JN2クラスは、セクション2を終えて2番手の戸塚和幸/木村悟士(スバルBRZ)に12.9秒のリードを築き、ターマック3連勝に向けて盤石かと思われた明治慎太郎/北田稔(トヨタ86)が、SS6で電気系トラブルにより8分以上タイムをロスして7番手まで後退。代わって戸塚が首位に浮上する。2番手には鎌野賢志/蔭山恵、3番手は加納武彦/横手聡志(スバルBRZ)と鈴木尚/山岸典将(スバルBRZ)が争う展開となっている。

JN1クラスは、須藤浩志/新井正和(スズキ・スイフトスポーツ)がSS1から首位に立ち独走。前戦でマシンを全損し、今回新たなフィットを投入した小川剛/佐々木裕一と、日産ノートNISMO Sの伊藤隆晃/大高徹也が2番手争いを展開する。また、SS1のスピンで出遅れた古川寛/遠藤彰(スズキ・スイフトスポーツ)が徐々にポジションを上げ、SS4では一時3番手に浮上するが、SS6でベストタイムを奪った伊藤が3番手を取り返すという激しいバトルが繰り広げられた。結局、初日を終えて首位は須藤、10.2秒差の2番手に小川、小川から6.7秒遅れの3番手に伊藤がつけ、古川が1.4秒後方から虎視眈々と上位を狙う。

21日(日)は初日のSSの逆走となる8.63kmのSSを2回と、初日にも使われた4.02kmのSSを2回、ギャラリーステージを2回走行する6SS、27.36km。14時過ぎからプレーパーク大飯にてセレモニアルフィニッシュが行われる。

若狭ラリー2017 Supported by Sammy デイ1結果

順位クラスドライバー/コ・ドライバー車名タイム/差
1JN6-1勝田範彦/石田裕一ラックSTI 名古屋スバル DL WRX44:24.9
2JN6-2福永修/齊田美早子555☆OSAMU・F☆DLランサー+5.3
3JN6-3奴田原文雄/佐藤忠宜ADVAN-PIAAランサー+31.4
7JN5-1小濱勇希/馬場雄一KYB DUNLOP DS3R3 MAX+1:43.9
10JN4-1曽根崇仁/桝谷知彦P.MU☆DL☆SPM☆INGING86+2:25.9
14JN3-1天野智之/井上裕紀子豊田自動織機・DL・ヴィッツRS+2:41.7
17JN2-1戸塚和幸/木村悟士PLUMAKRKUMUHO 諏訪姫BRZ+3:19.5
22JN1-1須藤浩志/新井正和スマッシュBRIGダイニチYHスイフト+4:09.5
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