マキネン「トヨタの2018年ドライバーラインナップ選定はフィンランドから本格化」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

マキネン「トヨタの2018年ドライバーラインナップ選定はフィンランドから本格化」

©Naoki Kobayashi

TOYOTA GAZOO Racing WRT代表のトミ・マキネンは、現在WRカー“失職中”のアンドレアス・ミケルセンと接触したことを認めたものの、それは2018年のドライバー選びのためであり、今シーズンの残りラウンドで起用するつもりはないと明らかにした。

「アンドレアスは最速のドライバーのひとりだし、彼に興味があることは確かだ。ヒュンダイはWRカーで彼を走らせたようだが、ウチはそんなことをするつもりはない。開発テストのドライバーは足りているし、アンドレアスが速いことはもう分かっているからね。ただ、現時点で何かを言うのは早すぎるよ。今の3人のドライバーとはいずれも1年契約で、来年に向けて強力なラインナップをつくるために、様々なことを注意深く見守って、精査している段階だ」

2017年シーズン終了後には、Mスポーツとは1年契約のセバスチャン・オジエに加え、シトロエンのクリス・ミークも契約を満了して“フリー”となる。しかしマキネンは既存のドライバー評価にはこだわらないと語る。

「確かにオジエはリーディングドライバーだし、ミークも速いけど、今年の選手権は興味深い展開になっている。ティエリー・ヌービルはヒュンダイで速いし、オィット・タナックもMスポーツでよくやっている。エルフィン・エバンスもアルゼンチンでは素晴らしかった。誰が何年契約なのかは、はっきりと知っているわけではないが、今シーズン終了後には多くのドライバーがフリーになることは分かっている。今は彼らをしっかりと見極めている段階で、動くには早すぎる。具体的な交渉がスタートするのはラリーフィンランドあたりからが最適なタイミングだと思う」



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