WRCポルトガル訪問のサインツ「今のWRカーをドライブできたら楽しいだろうね」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル訪問のサインツ「今のWRカーをドライブできたら楽しいだろうね」

カルロス・サインツ

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開催中のWRCラリーポルトガルを訪れたカルロス・サインツが、メディアの取材に応じた。現在、プジョーからダカールに参戦しているサインツだが、同グループのシトロエンから、現行WRカーのテストをオファーされたら、という問いに、パワフルになったWRカーへの興味を示した。


今回ポルトガルへ来たのは、シトロエンが本格復帰をしたので、WRC界のみんなに挨拶をしながら、今のWRCがどのようになっているのか、様子を見に来た。長くWRCで活動してきたから、ラリーの仲間に会えるのはいつでも、うれしいものだ。

新型WRカーが登場した今のWRCは、素晴らしいね。サービスパークの設置が、かなりよくなったことは、かなり自分の時代とは違うかな。WRCに関しては、数年前に、FIAはマシンをもっと軽く、パワフルにしたいと聞いていた。だから、新しいWRカーがその通りに軽く、パワフルに、そしてよりエアロダイナミクスの幅が広がるようになると初めて聞いた時は、とてもうれしかった。

ラリーにとっても、マシンがよりスペクタクルになって、ドライバー同士の戦いが引き締まることはいいニュースだ。ここまで5戦で勝者が4人出ているということは、間違いなくいい傾向だ。いま、シリーズでは、4つのマニュファクチャラーが優勝争いをしている。本当にいいことだと思う。世界選手権としてのポテンシャルを示している。トヨタが復帰し、シトロエンが留まる、どれもいいニュースばかりだ。もちろん、ヒュンダイも、マルコム(Mスポーツ)も。世界選手権は、F1もWRCも、一つのチームが独占的に強さを誇る状態が続いてきたからね。世界戦としては、健康的な形になりつつある。いいことだ。

それでもオジエは、優勝候補の筆頭であると思う。非常に成熟したドライバーだし、マシンが自分好みに合わせられるようになり始めれば、セバスチャンはいいリザルトを出せるようになると思う。

トヨタのような大企業がワークスチームとしてラリーに復帰したことは、非常にうれしいことだ。そして、復帰2戦目で勝利を飾った。たとえそれが、少し特殊なラリーだったとしても、ラリーで勝ったのは素晴らしいこと。ファンも、トヨタが参戦していることを喜んでいるだろう。マシンがもう少し改良されれば、さらに噛み合ってくると思う。早い順番でスタートするのは、少なくともベストの状況ではないということを考えれば、今でも、そう悪くはない。

カルロス・サインツ

Red Bull

――(記者から)フォルクスワーゲンではポロの開発にも携わり、今でも部分的にサポートに関わっている。関係者の間では、最も優れた開発ドライバーの一人だと評判だ。シトロエンから、C3をテストしてくれないかと聞かれたら乗るか? いいアイディアを与えられるのではないか?

WRカーをドライブするのは、きっと楽しいだろうね。違う意見を聞くのは、チームにとってもいいことだ。自分がポロに関わっていたのもそれほど昔のことではないから、今でもマシンをどうやって速くできるか、どうやって勝てるようにできるか、一緒に作業することはできると思うよ。



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