WRCアルゼンチン:エバンス「ドライバーも悪くなかったんじゃないかな!」デイ2コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCアルゼンチン:エバンス「ドライバーも悪くなかったんじゃないかな!」デイ2コメント集 

©M-SPORT

ラリーアルゼンチン、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。大波乱の初日、DMACKタイヤを履いて総合首位に立ったエルフィン・エバンスは、マシンとタイやのパフォーマンスとともに、自身のドライビングについても一定の満足を示し、笑みを浮かべた。

[MスポーツWRT]
フォード・フィエスタWRC

エルフィン・エバンス/総合首位
「本当にポジティブな一日だった。すべてが順調に進み、自分たちも最初からいいリズムをつかんだ。ドライビングがとても楽しかったし、いや、それ以上だったと言えるね。マシンのパフォーマンスもすごく良くて、ドライバーも悪くなかったんじゃないかな! ドラマもなく、これほどの位置につけることができてとてもうれしい。でも、まだ先は長い。明日のステージはとてもチャレンジングだし、明日もいつものアルゼンチンのように厳しい一日になると見ている。でも、今は最高の気分。明日はとにかく攻めていくしかない。結果のことはあまり考え過ぎないようにして、また新しい一日に集中していきたい」

マッズ・オストベルグ/総合2位
「SS8では、ブレーキに少し手こずって、ペダルを奥まで踏み込んでしまった。何度か、止まれそうにならなくなったところもあった。集中する点ではありがたくないし、下らないミスもしてしまった。今日を終えて、2位につけている。ラリー前に立てた戦略がうまく行っている。チームはいい仕事をしてくれている。まだ先は長いが、戦う準備は整っている」

M-SPORT

セバスチャン・オジエ/総合4位
「予想通り、みんなにとってタフで厳しい一日だった。トラブルに見舞われた人も多いし、自分たちは走行順で苦しむことも承知していた。できる限り戦ったし、今日を終えて自分の位置にはハッピーだ。まだ十分ポディウム争いはできるし、明日を楽しみにしている。プッシュを続けていくつもりだし、明日はもっと楽しめるはず。ロングステージは美しいし、あそこではドライビングを満喫できるはずだ。今日はエルフィンが素晴らしい速さを見せて、誰も彼のパフォーマンスに対抗できなかった。この走りを続けられたら、誰も追いつけない。でも、もちろんまだ先は長いけれどね」

M-SPORT

オィット・タナック/総合5位
「トリッキーな一日だった。マシンに厳しいラリーになることは分かっていたので、安全にドライブしてマシンを労るのが自分のプランだった。ラフなセクションでは慎重すぎたかもしれないが、今日は最も重要なことをこなした。スムースなセクションではタイムもよかったので、明日は少なくとも2位争いができるはず。まだ差は大きくないし、あらゆる可能性を残している。明日のステージは今日ほどラフではないし、マシンにも少しは優しいはず。明日、いいバトルができることを楽しみにしている」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

Hyundai Motorsport GmbH

ティエリー・ヌービル/総合3位
「誰もが苦戦したことを考えれば、総合3位で今日を終えられて、かなりうれしい。アルゼンチンはいつも難関だが、今日はとりわけ厳しかった。僕らは、午前のループで苦戦した。ステージではいろいろなことが起きたので、サービスに戻れて本当にうれしかったよ。リヤダンパーにダメージを抱えたのでプッシュすることができず、あまり感触もよくなかった。日中のサービスでメカニックが素晴らしい仕事をしてくれて、午後のループに向けてチームがマシンを全て整えてくれた。ステージは変わらずトリッキーではあったが、フィーリングは良くなったし、順位も上げてポディウム争いの可能性を残した。まだまだ、これからだ!」

Hyundai Motorsport GmbH

ヘイデン・パッドン/総合7位
「今日はコンディションがとてもラフだった。今年はいつも以上にタフになった。新型マシンのスピードが上がっているからね。今日最初のステージでは、ヘアピンでつかまって、転倒した。とても低速だったので、幸い走行に戻ることができた。マシンはそれまでほどはコンペティティブではなかったが、それでもラリーを続けられた。サービスではチームががんばってくれて、午後に向けて送りだしてくれた。午後は状況が格段によくなった。今季初めてのステージウインを獲得したが、このラリーは生き残り戦であることはわかっているので、まだ戦いの余地は十分残されている」

Hyundai Motorsport GmbH

ダニ・ソルド/総合13位
「本当にバッドラックだったよ! ルーズな石がたくさんあって、マシンに厳しいことは分かっていた。午前2本目の高速右コーナーで、イン側の何かに接触した。これでステアリングアームが破損し、止まって直さなくてはならなくなった。とにかく大量のタイムをロスした。本当に残念だよ。ラリーをすごく楽しんでいたし、マシンからも速さを感じられていた。チームのおかげで、午後も走行を続けることができた。ここからの目標は、できる限りステージを走り、どこまで挽回できるかを待つしかない」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

TOYOTA

ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合6位
「最初のステージから、あまりにラフであることに驚かされたよ。5カ所くらいでオイルガードをヒットしたので、タフになることは分かった。午後はコンディションがさらにラフになったので、マシンを労りながら走った。セットアップは安全志向だったが、自信は得られなかった。SS8では、石を避けようとしてワイドになり、タイヤがリムから外れてしまった。まだ15kmくらい残っていたが、リムのままフィニッシュまで走りタイムをロスした。バッドラックだったが、少なくとも今日を走り終えたし、残りのチャレンジングな2日間では改善できる」

TOYOTA

ユホ・ハンニネン/総合9位
「一日中ラフだったので、ステージを走り切ることだけに専念した。午前はパワーを失いタイムをロスしたが、原因を見つけサービスで簡単に直すことができた。それからは、問題はなかった。午前は、バンプを超えた時にエアロパッケージの部品を失ってしまったため、ハンドリングがトリッキーになったが、なんとかなった。明日は、順位を取り戻していきたい。このラリーは、とにかく耐久勝負だからね」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT]
シトロエンC3 WRC

クレイグ・ブリーン/SS4後にデイリタイア
「朝、スタートしてから危ない場面が数々あって、路面はとにかく判断が難しかった。それほどプッシュはしていなかったが、それでも耐えるしかないと分かっていた。SS4では、高速左コーナーで沈み込んだ時につかまった。マシンの下部を地面に強くヒットし、ギアボックスにダメージを負った。何とかサービスに戻ろうとしたが、オイルが漏れたのでリタイアするしかなかった。明日は、経験を積み続けるために再スタートする」

CITROEN / @World

クリス・ミーク/SS4後にデイリタイア
「SS4は、2台が同時にリタイアして、チームにとって悪夢のステージになってしまった。残念だよ。それまでは、自分のペースはよかったし、エルフィンに続く2位をキープしていたからね。その後、コース上のあのバンプに驚かされた。マシンが着地しただけだったが、次のコーナーまでコントロールを取り戻すことができなかった。コーナーのアウト側のバンクにヒットし、転倒した。大きなクラッシュではなかったが、マシンには大きなダメージを与えてしまった」



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