WRCメキシコ:最終SSであわやという場面もミークが今季初優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCメキシコ:最終SSであわやという場面もミークが今季初優勝

©CITROEN

WRC第3戦メキシコはすべての競技を終了し、金曜日の競技2日目から首位を快走したシトロエンのクリス・ミークが今シーズン初優勝を飾った。総合2位はMスポーツのセバスチャン・オジエ、3位にはヒュンダイのティエリー・ヌービルが入っている。トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラは6位、ユホ・ハンニネンは7位。

M-SPORT

日曜日の競技4日目は、SS18(32.96km)とSS19(21.94km)の2SSのみ。前日までの段階で、首位ミークと2番手オジエとの差は30.9秒。残された54.9kmでは、さしものオジエといえど逆転は容易ではない。オジエは無理せずポイント獲得に重点を置く旨をすでに明言しており、順当に行けば前日と同じ順位のままフィニッシュするものと思われた。

HYUNDAI

オープニングステージのSS18ではミークがベストタイム。C3 WRCのポテンシャルを示すかのように、SS2番手のオジエに6.3秒差をつける快走を見せ、総合での差を37.4秒とした。そして迎えたパワーステージ、最終SSではあわやという場面があった。なんと上位陣の最終走者、首位のミークがフィニッシュ1km手前でコースオフ。右コーナーイン側のギャップで跳ね、アウト側に飛ばされたのだ。幸いコースをはずれた先は広場となっており、ミークのC3 WRCは観客の駐車車両の間を縫ってコースに復帰することに成功した。パワーステージはヌービルが制し、オジエがSS2番手。トヨタのラトバラも4番手で2点のボーナスポイントを手に入れている。

TOYOTA

この結果、ミークはタイムロスと少々のダメージを負いながらもフィニッシュを果たして今シーズン初優勝、自身4度目の総合優勝を飾った。上位陣の順位は変わらず、総合2位にはオジエ、3位にヌービルとなっている。トヨタのラトバラは6位、ハンニネンは7位でフィニッシュした。

次戦は4月6日〜9日に開催される第4戦ツール・ド・コルス。地中海に浮かぶフランス領コルシカ島で行われる伝統のターマックラリーだ。現役ドライバーとしては、オジエ(2016年、フォルクスワーゲン)、ラトバラ(2015年、フォルクスワーゲン)、ヒュンダイのダニ・ソルド(2012年IRC、MINI)、ヌービル(2011年IRC、プジョー)の4名が優勝経験を持っており、どのようなバトルが展開されるか注目が集まる。

WRCメキシコ暫定リザルト

順位ドライバーマシンタイム/差
1クリス・ミークシトロエンC3 WRC+3:22:04.6
2セバスチャン・オジエフォード・フィエスタWRC+13.8
3ティエリー・ヌービルヒュンダイi20クーペWRC+59.7
4オット・タナクフォード・フィエスタWRC+2:18.3
5ヘイデン・パッドンヒュンダイi20クーペWRC+3:32.9
6ヤリ‐マティ・ラトバラトヨタ・ヤリスWRC+4:40.3
7ユホ・ハンニネントヨタ・ヤリスWRC+5:06.2
8ダニ・ソルドヒュンダイi20クーペWRC+5:22.7
9エルフィン・エバンスフォード・フィエスタWRC+8:41.8
10ポンタス・ティデマンドシュコダ・ファビアR5+10:51.9


DiRT4
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