トヨタ、ポルトガルから3台目のヤリスWRCを投入か – RALLYPLUS.NET ラリープラス

トヨタ、ポルトガルから3台目のヤリスWRCを投入か

©Naoki Kobayashi

現在、トヨタのサードドライバーを務めるエサペッカ・ラッピのヤリスWRCデビューが決まった模様だ。チーム代表のトミ・マキネンが、3台エントリーに向けて、現在準備を進めていることを明らかにした。

「これからのテストや参戦の状況を見てということになるが、ポルトガルから3台のヤリスWRCを出したいと思っている。もちろんプランであって、変更される可能性はあるけどね」と、マキネン。

ラッピは先日、フィンランドのスノーステージで初めてヤリスWRCのステアリングを握っており、メキシコ後に予定されているコルシカに向けたターマックテストにも参加する予定。これまでWRカーでの参戦経験はないものの、昨年のWRC2でタイトルを獲得しており、いま最も期待されている若手ドライバーのひとりだ。

「チームとしては、WRCに若い世代のドライバーを送り込むことも重要な役割だと思ってる。エサペッカは非常に才能のあるドライバーだし、意欲も十分だ。WRカーでの実戦経験がないことを考えると慎重なアプローチになるだろうが、私は期待しているよ」



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