WRCメキシコ:2日目はシトロエンのミークが首位浮上 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCメキシコ:2日目はシトロエンのミークが首位浮上

©CITROEN

WRC第3戦メキシコは、金曜日の競技2日目を終えて、シトロエンのクリス・ミークが総合首位浮上、2番手にはMスポーツのセバスチャン・オジエ、3番手にはヒュンダイのティエリー・ヌービルがつけている。

M-SPORT

この日は、イベント最長の54.90kmというロングステージを含む7SSという構成。2箇所のグラベルロードにグアナファトのストリートコース、レオンのミニサーキットというバラエティに富んだものとなっている。ところが、オープニングステージとなるSS2と続くSS3はキャンセルに。既報のとおり、メキシコシティでのSSを終えたWRカーを搬送するトラックが渋滞に巻き込まれ、車両が到着できなかったためだ。これでこの日は5SSで競技が行われることとなった。

最初のステージは54.90kmのSS4、エル・ショコラテ。ここでベストタイムをたたき出したのはシトロエンのミークだ。後方10番手からの出走順を活かして、SS2番手につけたオジエに7.3秒の差をつけて、総合順位でもトップに躍り出た。ミークから遅れること17.9秒、SS3番手にはヒュンダイのヘイデン・パッドン。さらにダニ・ソルド、ヌービルとヒュンダイ勢が続き、トヨタのユホ・ハンニネンは1分11秒6差のSS6番手タイムでまとめた。砂利かき役を担ったヤリ‐マティ・ラトバラはエンジンの不調にも見舞われ1分32秒6差のSS9番手タイム。

HYUNDAI

続けて行われたSS5は、ヌービルがベストタイム。水曜日のエンジン交換による5分ペナルティを科されていたMスポーツのエルフィン・エバンスがSS2番手に続き、ソルド、パッドン、ミークというオーダーとなった。オジエは14.2秒差のSS6番手でまとめている。SS5を終えた段階での上位陣の総合順位は首位ミーク、2番手オジエ、3番手パッドン。しかしパッドンの背後には、チームメイトのソルドとヌービルが僅差で迫っている。

ラリーは世界遺産の都市、SS6グアナファトのストリートステージへ。ここでのベストタイムはヌービル。2番手にソルドが続く。総合3番手につけていたパッドンはエンジントラブルに見舞われ大きくタイムロスを喫し、総合7番手にドロップしてしまった。これでソルドは総合3番手に浮上、ヌービルは総合4番手となった。ふたりの差はわずか0.2秒と接近している。

TOYOTA

この日のラスト2SSは、レオン近郊のミニサーキットが舞台。2台同時スタートのスーパーSSは、SS7をミーク、SS8をエバンスが制した。2.3kmと短いコースのため大きな差はつかないものと思われたが、総合3番手のソルドがエンジントラブルからリタイア。代わってヌービルが総合3番手に浮上するも、エンジンにミスファイアがでるトラブルを抱えており、大きくタイムロスを喫している。

この日すべてのステージを終えて、総合首位はミーク、2番手オジエ、3番手にヌービル、そして4番手にハンニネンと、各チームのマシンが並ぶ結果となった。ハンニネンと総合5番手につけるMスポーツのオット・タナクの差は5.6秒となっており、明日以降のバトルにも注目が集まる。

3月11日土曜日の競技3日目はSS9〜SS17の9SS。グラベルステージ3SSを2度走行したのち、ふたたび2台同時走行のスーパーSS、レオンの市街地ステージを走行する。SS合計距離は157.57kmと、勝負の山場になると見られる。また、今年から出走順ルールが変更されリバースオーダーとなるため、総合8位のラトバラは4番手スタート。厳しい戦いを強いられそうだ。

WRCメキシコSS8終了後暫定リザルト

順位ドライバーマシンタイム/差
1クリス・ミークシトロエンC3 WRC+1:01:33.8
2セバスチャン・オジエフォード・フィエスタWRC+20.9
3ティエリー・ヌービルヒュンダイi20クーペWRC+56.7
4ユホ・ハンニネントヨタ・ヤリスWRC+1:27.3
5オット・タナクフォード・フィエスタWRC+1:32.9
6ステファン・ルフェーブルシトロエンC3 WRC+1:52.8
7ヘイデン・パッドンヒュンダイi20クーペWRC+2:02.1
8ヤリ‐マティ・ラトバラトヨタ・ヤリスWRC+2:30.8
9ポンタス・ティデマンドシュコダ・ファビアR5+3:24.3
10エリック・カミリフォード・フィエスタR5+3:59.7
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