MスポーツはWRCメキシコに向けて1500kmの走り込み – RALLYPLUS.NET ラリープラス

MスポーツはWRCメキシコに向けて1500kmの走り込み

©M-SPORT/MForn Studio (@mforn_)

WRCマニュファクチャラーズ選手権で現在首位に立っているMスポーツ陣営は、2017年スペックのフォード・フィエスタWRCの初グラベル戦に向けたテストで、2月末に1470kmを走り込んだ。

セバスチャン・オジエとオット・タナクが、開幕2戦で連続ダブルポディウムを果たし、選手権2番手のトヨタに20ポイント差をつけているMスポーツ。この勢いを一気に加速させる構えのチーム代表マルコム・ウィルソンは「テストはもちろん、競技の代わりには全くならないが、セットアップで多くの収穫が得られたので、メキシコ戦で活かしていきたい」とコメント。
「ラリーメキシコは、チームにとってもいい思い出がたくさんあるし、今季は初めてメキシコシティでのステージも行われるので、例年以上の特別感があると思う。豪快になった新マシンにふさわしい」

このグラベル戦で2014年以来初めて、先頭走行の負担を強いられないオジエ。メキシコにはこれまでに8回参戦経験があり、2013年から3連覇を飾っている。
「自分のWRCデビューはメキシコだったので、ここに来るのはいつでもうれしいよ」とオジエ。
「今回は最初に砂利を掃かずに済むが、それでもメキシコのチャレンジはいつでも厳しい。今季はいい滑り出しができたが、メキシコは開幕2戦とは全く異なる。新型マシンでグラベル戦を戦うのは初めてだ。非常に興味深いラリーになると思うが、ここまでのいい流れをつなげていきたい」

一方、タナクにとってもメキシコ戦は思い出に残るイベントで、2011年にフォード・フィエスタS2000で初めてのWRCポイントを獲得している。翌年の2012年には、ここまでのメキシコ自己ベストとなる5位に食い込んだ。今季開幕2戦ではいずれも優勝も視野に入る戦いを見せており、今季初めて迎える得意のグラベル戦で待望の初勝利が期待される。
「先月末は、テストでかなり走り込んだが、実戦でのパフォーマンスは始まってみないと分からない」とタナク。
「今年はまだ、実戦であまりグラベルを走っていないので、序盤からいいリズムをつかむことが鍵になる。グラベルで走行順が早いのも自分にはない経験だが、どんな走りができるか楽しみにしている」

さらにポイントノミネートとしてエントリーするエルフィン・エバンスは、3度目のメキシコ参戦。
「今季初めてのグラベル戦なので、間違いなく注目の一戦だし、誰もが自分がどんな走りができるのか興味を持っていると思う」とエバンス。
「コンディションがどれだけ自分たちに向いているか、始まるまで分からないが、とても楽しみにしているラリー。過去4位にも入っているなど相性がいいので、リスクと速さとの間で、適切なバランスを取っていくことが重要だ」

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