ミケルセン「今年中に17年仕様ポロで参戦したい」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ミケルセン「今年中に17年仕様ポロで参戦したい」

©SKODA AUTO

フォルクスワーゲン・ショック後、ドライバー陣の中ではただ1人、フル参戦のプログラムを逃したミケルセン。古巣のシュコダ・モータースポーツからR5での参戦となったモンテカルロでは、WRC2のトップコンテンダーとしてイベント前記者会見に出席した。この席上、フル参戦復帰への可能性を問われたミケルセンが、年内中の2017年スペックのフォルクスワーゲン・ポロR WRCでのスポット参戦を視野に入れていることを明かした。

Q:
アンドレアス、前回のWRC参戦、昨年のラリーオーストラリアでは勝利を飾ったが、今回はWRC2マシンでの参戦だ。今の気分は。
AM:
気分はいいよ。ここに座ることができて、ハッピーだ。もちろん、今年は特別なケースだった。昨シーズンを終えた段階でこの状況は想像できなかったが、可能性はあまり残されていなかった。シュコダがこの機会を与えてくれたことはとてもうれしいし、家にいるより何倍もいい。ワールドラリーカーではないけど、いいマシンだし、このコンディションなら、R5マシンでもいいリザルトを出すこともできる。このチャレンジを楽しみにしているよ。

Q:
シェイクダウンでセカンドベストは、いい滑り出しだ。
AM:
そうだね、でも想像もしていなかった。OK、このステージは昨年も走ったから、実戦ペースの走りで挑んだら、タイムがよかった。自分たちの走行順が早いことを念頭に置いておかなくてはならないし、新型マシン勢は慎重になっているはずだろうしね。

Q:
WRC2勝利をしなくてはならないプレッシャーはあるか。
AM:
そうだね、もちろんパフォーマンスに対してのプレッシャーはいつでもあるし、マニュファクチャラーから参戦しているので、何かしらを残さなくてはならない。でもモンテカルロを優勝して終わることができれば、いいだろうね。可能性は充分あるが、いいドライバーもたくさんいるからね。このイベントは、一番速いとか常に全開で攻めるという類いのイベントではなく、スマートで賢明にならなくてはならない。通常のイベントとは違うが、チームメイトやブライアン(ブフィエ)、ケビン(アッブリング)などとは、タフな戦いになると思う。

Q:
WRCへのフル参戦復帰については、どのような状況か。
AM:
正直、一生懸命がんばっているよ。目指しているのは2018年のフル参戦復帰、以前のようにマニュファクチャラーからね。今年は、その通過点だ。今回はシュコダから参戦するが、今年の後半以降に17年仕様の(フォルクスワーゲン)ポロ(R WRC)での参戦を視野に奔走している。あのマシンで何戦か出られたらいいね。



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