コースオフのオジエ「先頭走行の不利を覆すには常に110%」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

コースオフのオジエ「先頭走行の不利を覆すには常に110%」

©WRC.com

7月29日に本格的な競技ステージの走行が始まったWRCスウェーデン。この日、SS10として設定されたサーキ2(14.95km)で、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエがまさかのコースオフを喫した。

オジエは、総合3位を走行中のこのステージ、11.2km地点のヘアピンコーナーでディッチに滑り落ちてしまった。オジエとコ・ドライバーのジュリアン・イングラシアに周辺にいた観客が手を貸し、何とかコースに戻したが16分の大量ロスを喫してしまった。この結果、オジエはこの日を総合53位という予想だにしなかった順位で折り返すこととなった。

「ステアリングを切るのが厳しかったので、コーナーをカットしたいと思った。それでディッチのイン側に滑り落ちてしまったんだ」とオジエ。
「完全に自分のミスだ。それに、このラリーの中で、一番速度の低いセクションだったと思う」

「でも、これは起こり得ることだった。この6戦、僕らは常に限界で走り続けてきたし、走行順のディスアドバンテージを取り戻すには、110%で攻めるしかない。現場にはあいにく、あまり観客がいなかったので、もっとたくさんいてくれたらと思う。でも、彼らの助けがなければ、決してコースに戻ることもできなかった。だからKiitos!(フィンランド語でありがとうの意)」



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