WRCアルゼンチン:デイ3コメント「チーム、ファクトリー、母国のみんなに感謝」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCアルゼンチン:デイ3コメント「チーム、ファクトリー、母国のみんなに感謝」

©Hyundai Motorsport

WRC第4戦アルゼンチン、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント。難関アルゼンチンで、自身初、新型ヒュンダイi20 WRCでも初のWRC優勝を果たしたパッドン。チーム関係者はもとより、遠く離れた母国ニュージーランドでともに苦労を分かち合ってきた支援者に感謝の思いを語った。*()内は総合順位の前日比

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ヘイデン・パッドン/総合優勝(=)
「信じられないよ! 優勝が実現できるなんて、本当に思っていなかった。すべてはパワーステージで決まった。すごくハードにプッシュしたよ。エルコンドルであのパフォーマンスが出せたことは、特別な思いだ。タイトでツイスティなステージは得意にしているわけではなかったから、あのステージでは必死だった。自分にも、コ・ドライバーのジョン(ケナード)にも、チームにとっても、素晴らしいリザルトだ。新型i20 WRCに取り組んだ膨大な作業が、すべて報われた。最初のテストから、このマシンは勝つことができると思っていた。こんなに早く実現できるとは思わなかったけど。チームのみんな、現場やアルゼナウにいる関係者、みんながこのリザルトにふさわしい。これからもっと勢いがついてくると確信している。母国のニュージーランドから支えてくれたみんなにも感謝している。この週末は、たくさんの激励のメッセージを送ってもらったよ」

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ダニ・ソルド/総合4位(=)
「チームにとって素晴らしい日。ヘイデンの特別な勝利、それに新型i20 WRCは3台すべてがトップ6でフィニッシュした。この週末はマシンの本領を存分に発揮したので、自分たちのパフォーマンスにも満足していいと思っている。金曜日にスロットルペダルがスタックして、20秒近くをロスした。それがなければ、ポディウムに上がれたはずだ。それでも、強さを発揮できたし、チームにとって重要なポイントを獲得できた。またパワーステージでもいいプッシュができて、2ポイントを獲得できたのは、いい気分だ。マシンはかなり成長したし、今回のラリーでシーズン滑り出しで築いたいい勢いをポルトガルまでつなげる弾みになった」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

セバスチャン・オジエ/総合2位(=)
「ライバルに負けたことは、ドライバーとしてはいつもならいい気分にはなれない。でも今回は、すぐに受け入れられる。ヘイデンと僕は、ステージではまったく同じコンディションだった。自分たちはパワーステージでは全力を尽くしたし、単純に彼の方がよかったということだ。あのパフォーマンスには敬意を表する。自分としては、今回のことで、今後のラリーでまたポディウムの頂点に立つために全力を尽くすというモチベーションになった。ステージは非常に難しくてタフだった。だから、すべてのリスクを負うことができなかったのかもしれない。それでも2位は、素晴らしい結果。選手権争いでもリードを広げることができたしね」

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合16位(ラリー2で再スタート)
「聞くまでもない。リードしている時にリタイアするのは、かなり苦い思いだ。思い描いていた展開ではない。でも今日は、チームに貢献することを優先に走った。ポロR WRCをラリーに戻すために、メカニックは大奮闘してくれた。パワーステージではトラックロッドが壊れたが、それでもフィニッシュしてマニュファクチャラーズポイント2点を獲得できた」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

アンドレアス・ミケルセン/総合3位(=)
「最初に設定したプランを忠実にこなして、それが結果につながった。だから、3位という結果はこのうえなくうれしいよ。アルゼンチンでの初めてのポディウムだからね。今回はすごくタフになると予想していたが、そのとおりになった。コースはとてもラフだった。場所によっては、去年よりも荒れていた。このラリーを攻略して3位に入ったことを、誇りに思う。メキシコは手ぶらで帰ることになったので、ポイントを獲得できたことが重要だ」

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

M-SPORT

M-SPORT

マッズ・オストベルグ/総合5位(=)
「ドライビングはよかったと思うし、すごくハードにプッシュしたステージもあった。もっといい結果を期待してもいいと思うので、なぜタイムにつながらなかったのか、今後の課題として取り組まなくてはならない」

 M-SPORT

M-SPORT

エリック・カミリ/総合8位(↑)
「何事もステップ・バイ・ステップで進めているので、今回は成長も学ぶことも多かったと思う。とても難しいイベントだし、こうしたステージでの走りを改善させるためにがんばった。この後、ヨーロッパに戻って、経験のあるラリーを走るのを楽しみにしている。もちろん、まだまだ経験していないことは多いので簡単にはいかないが、いろいろなことがよくなっているので、楽しみだ」

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ティエリー・ヌービル/総合6位(↑)
「まず、ヘイデン、ジョン、チームのみんなに勝利を祝福したい。新型i20 WRCが勝てるマシンだということが分かったのは、みんなにとって重要だ。自分とニコラ(ジルソウル)も、この週末はいいステージもあったと思う。金曜日の電気系トラブルで、昨日は順位を取り戻すことが課題になった。今日はトップ6も狙える位置だと分かっていたが、最初のステージはとても難しいコンディションだった。目標を果たすために慎重に進め、選手権ポイントを獲得できた。この流れをポルトガルで活かしていきたい」



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