WRCポーランド:デイ2コメント「差はないようなもの」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポーランド:デイ2コメント「差はないようなもの」

 

ラリーポーランド、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。昨年のポーランドでも勝者のオジエと激戦を展開したミケルセンは2位発進。SS9を終えて2.1秒という僅差に勝利への意欲を示した

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

セバスチャン・オジエ/総合首位
「素晴らしい一日になったが、本当に疲れた一日でもあった。いつもと変わらず、全力を尽くしたし、リザルトにはハッピー。ミコワイキ周辺のステージはとにかく高速だった。たぶん今季全体でも一番速いのではないか。午前はまだスリッパリーだった。いろいろな感覚を一度につかまなくてはならない。午後ループでのタイヤ選択は完璧ではなかったかもしれないが、一日のほとんどはうまくいった」

ヤリマティ・ラトバラ/総合3位
「午前中はまだリズムをつかみ切れなかった。たぶんここでは慎重になりすぎていたのだと思う。チームメイトと張り合えるタイムが出せなかった。特にアンドレアスは、本当にかっ飛んでいた。午後は、タイヤ選択が当たり悪循環から抜け出せた。ハードタイヤを2本使って、それでいい走りができた。ミシュランのおかげだよ、タイヤは本当にいい動きをしてくれたトップ3の差は10秒少ししかない」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

アンドレアス・ミケルセン/総合2位
「予想通り、過酷なラリーだ。フルスロットルばかりだよ。スタートした時点から適切なリズムをつかみ、ほとんどのコンディションに対応できた。SS7ではミスをしてラインを外れてしまい、3,4秒をロスしてしまったが、それ以外では今日の内容には満足。勝負はまだまだ分からないし、チームのみんなにトップリザルトを勝ち取るチャンスがある。ギャップはないようなもの。明日もエキサイティングなバトルを楽しみにしているよ」

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

オィット・タナック/総合4位
「今日はかなりトラブルがあった。特に大きなものではないが、自信やマシンのパフォーマンスへの影響は大きかった。いろいろなところで苦戦したが、ハードに戦うこともできたし、トラブルのことを考えれば今日はいい走りができたと思う。午後は、タイヤ選択があまり賢明ではなかったが、それでもこの順位につけているし首位との差も大きくない。明日は午前はとにかくプッシュを維持して、マシンの調子がよければベストリザルトを狙う。全てが完璧ならコンペティティブになれるはずだし、明日はどん欲に行くよ!」

エルフィン・エバンス/総合11位
「午後はタイヤ選択が一番のミスだったと思う。ロングステージ(SS7)の中盤で、もうタイヤがなくなり始めた。その後、ブレーキングポイントでグリップが足りずに大きなオーバーシュートをしてしまった。最後の10kmはまったくグリップがなく、大幅にタイムをロスした。タイヤのコンディションを確認した時は、できることは何もないと実感した。とにかくタイヤ4本でサービスに戻るのが必死だった。でも午前はかなりよくなったと思う。思う通りに走れるようになるまでは、まだやることがあるが今はできることをする」

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

ヘイデン・パッドン/総合5位
「ステージはとても楽しめたし、同時にチャレンジングだった。最初はリズムをつかむのに苦戦したし、ペースノートも思う通りに機能しなかった。でも午後はよくなってきたし、タイヤも当たった。特にロングステージでハードを使ったのはよかったね。全体的には悪くない一日だった。トップ5は接戦だから、集中を維持してここのステージでの自信をさらに高め続ける」

ケビン・アッブリング/総合14位
「本当にアメージングなステージで素晴らしい一日だった。速度域の高いステージは、4戦プランの一戦目としてはかなり厳しいかもしれないが、修業を楽しんでいる。今日は一日を通してペースノートがよくなっていったし、ブレーキの面でも調整を続けていた。午後はセクションによっては限界に近いところまでプッシュすることもできた」

[ロバート・クビカ]
フォード・フォーカスRS WRC

ロバート・クビカ/総合6位
「タイヤの摩耗で少しトラブルがあり、思い切りプッシュすることはできなかった。(最終SSを終えて)やっとサービスに戻ってマシンを直せるので、明日を楽しみにしている。朝から全開で行かなくては」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

ティエリー・ヌービル/総合7位
「最終的にはまずまずの一日。ドライビングや、マシンの基本的なパフォーマンスには満足している。新しいステージはとても速くて、他のドライバーと同じようにペースノートに苦戦した。今日はそれに終始した。午後はタイヤのマネジメントが非常に重要だった。ロングステージ(SS7)はいい走りができたが、SS8で少しタイムをロスした。でも取り戻せる範囲。接戦になっているので、明日はもっといい走りがしたい」

ダニ・ソルド/総合9位
「正直、あまりいい一日ではなかった。ステージは高速でクレストが多く、ペースノートを完璧にするのが難しい。午前はあまり自信がなかった。午後は少しよく鳴り始めたが、タイヤマネジメントが重要だった。明日はもっといい走りをしなくてはならないが、そのために何ができるか、チームと話し合う」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
シトロエンDS3 WRC

クリス・ミーク/総合8位
「このような高速ラリーではスタートからペースをつかむのはいつも難しい。午前中は5位につけていたが、自分のパフォーマンスにはあまり満足していなかった。午後のループはタイヤが当たらずかなりタイムをロスした」

マッズ・オストベルグ/総合10位
「走行順が2番手で、グラベルを掃かなくてはならないのはトリッキーだった。序盤はマシンのフィーリングはタイムに反映されなかったが、いい仕事ができたと思う。終盤はタイムが格段によくなった。グリップを得るのが簡単にはいかないラリー。SS8でのセカンドベストは、明日に向けていい兆候だ」



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