WRCポーランド:デイ4コメント「このポディウムは意味が全く違う」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポーランド:デイ4コメント「このポディウムは意味が全く違う」

 

ラリーポーランド、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント。新型フィエスタRS WRCに初ポディウムを献上したタナック。純粋な速さで勝ち取ったリザルトに喜びを表した(カッコ内は前日順位との比較)

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

セバスチャン・オジエ/総合優勝(=)
「最高のラリーポーランドになったよ! 心からうれしく思うし、昨年の優勝をまた果たすことができてハッピーだ。ジュリアンと僕のパフォーマンスは完璧だった。多くのファンと、比類なき高速ステージが、このラリーを素晴らしいイベントにしてくれた。ポロの動きは完璧だった。チームに心からの感謝を贈る。気温が高い中でも、コックピットの中では楽しく思えた。この勝利は、タイトル獲得に向けても大きく前進させてくれた。シーズン前半で大差をつけることができたかもしれないが、まだ6戦残っている」

ヤリマティ・ラトバラ/総合5位(↓)
「必ずポディウムフィニッシュを果たそうと、とにかく全開でプッシュした。残念ながら、それはできなかった。パワーステージでクラッシュしたことで5位まで落ちてしまった。幸い、ポロは屈強なマシンで、最終的にはメカニックたちが気合いを見せてくれた。彼らの努力がなければ、フィニッシュすることはできなかった。アンドレアスとセバスチャンには敬意を表したい。僕は彼らのペースについていけなかった。次はラリーフィンランド。個人的には、1年のハイライトのイベントだ。母国戦では必ずポディウムに戻りたい。そのために取り組んでいく」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

アンドレアス・ミケルセン/総合2位(=)
「自分のこれまでのキャリアの中で、ベストのWRC戦だった。このラリーのような性格もハイスピードが大好きなんだ。WRC初勝利は目前に迫っていたが、わずかなところで届かなかった。ポーランドでの自分のパフォーマンスは、心から誇りに思う。もちろん、スウェーデンも目前だったがあそこは僕の母国戦だった。ここで世界チャンピオンと優勝争いをすることは全く話が違う。格段に難しいことだ。初勝利は時間の問題だと自信を持っている。ポーランドでの2位は、堂々としたリザルトだし、世界選手権での金メダルほどの価値がある。ドライバーズ、コ・ドライバーズ選手権でも2位を取り返したしね」

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

オィット・タナック/総合3位(=)
「このポディウムが僕やライゴ、チーム全体にとってどれほど大きな意味を持つか、言葉に表せない。ここにたどり着くまでに必死で取り組んできたし、それが結果として表れ始めたことは素晴らしい気分だよ。週末を通してマシンのフィーリングは最高だったし、とにかくどの瞬間も楽しめていた。もちろんポディウムは初めてではないが、今回は格別。自分とマシンの純粋な速さで勝ち取ったものだから、特別だ。この文句なしの一勝を取りに行くと口にして、それを果たした。今はフィンランドが待ち切れない。ここでは純粋にコンペティティブに戦えるチャンスがある」

エルフィン・エバンス/最終サービスでリタイア
「これで不運なイベントが3回続いたので、これが終わりになることを願いたい。フィンランドで流れを戻すことを楽しみにしたいよ。オットは新型マシンの威力を存分に発揮した。前進するための大きな自信を与えてもらった。自分たちには今回、速さを発揮するポテンシャルはあったと思う。オットはとにかくすごかったから、彼と張りあえたかどうかは分からないけど、すべてが噛み合えばマシンのフィーリングはとてもいいし、自分も思う通りに走れると思う。残念ながら今回はそれを見せられるだけの場面がなかったから、フィンランドでそれを示すのを待つしかない」

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

ヘイデン・パッドン/総合4位(↑)
「全体としてかなりいい週末になったし、今回もいいリザルトを獲得することができてうれしい。リズムをつかむこと、高速グラベルでマシンの自信をつかむという点では順風満帆ではなかったが、踏ん張り切ったし満足できると思う。もちろん、改良できる余地はあるしもっと速くなれると思うが、今回はルートも新しくなっていたことを考えれば、順調に進んだ。チームもがんばったし、4台がフィニッシュできたことは、みんなにとっていいリザルトだ。この経験をフィンランドへのプリペアに活かしていきたい」

ケビン・アッブリング/総合15位(↑)
「このラリーのフィニッシュにたどり着くことができて、とにかくハッピー。この素晴らしく高速のステージをずっと楽しむことができたし、いい修業になった。週末を通して、常にペースノートを調整してアップデートしていかなくてはならなかった。ステージによっては、もっとノートを信頼してもう少しプッシュしたかったところもあったが、このイベントのプライオリティはフィニッシュすることだった。このラリーにヒュンダイ・モータースポーツから参戦できてうれしく思うし、今季はあと3戦ある。ポーランドでの経験を活かして次に予定している来月のドイッチュランドに備えたい」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

ティエリー・ヌービル/総合6位(=)
「全体としてかなりいい週末になったし、自分たちの成果には満足するべきだと思う。いいペースを出すこともできたし、悔しかったのはタイヤ選択が合わなかった時だけだ。今朝は転倒して理想的な滑り出しではなかった。何が起きたのかよく分からないのだが、走行を続けてフィニッシュすることができてとてもラッキーだった。マニュファクチャラーズポイントも獲得できたし、フィンランドにも前向きに進んでいける」

ダニ・ソルド/総合10位(=)
「正直言えば、上位で争いたかったので思うような内容には鳴らなかったが、ステージもドライビングも楽しめた。自信をつかむのに苦戦してしまっただけだった。イメージしていたよりも速度域が高く、多くのコーナーで速さが乗らなかった。プッシュも試みたが、正確に対応するのは簡単ではなかった。次のラリーではもっといい内容にしなくてはならない。同じように高速だし、正確なペースノートが非常に重要になる」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
シトロエンDS3 WRC

クリス・ミーク/総合7位(↑)
「すべてのステージを走り切って経験を積むことが重要だった。木曜日のシェイクダウンで転倒してから、上位陣のペースについていくことが難しくなった。この週末で学んだことを活かして、成長を続けていく。フィンランドはとても楽しみにしている。昨年は速さを出すことができたので、験がいいイベントだ」

マッズ・オストベルグ/総合9位(=)
「とてもタフなラリーだったが、2台ともトップ10圏内でフィニッシュさせることができた。これでマニュファクチャラーズ選手権ポイントを獲得することができた。これからはフィンランドのプリペアに専念していく」

[ロバート・クビカ]
フォード・フォーカスRS WRC

ロバート・クビカ/総合8位(↓)
「SS19のストレートで何かにヒットし、パンクした。ここまでとてもいい内容だっただけに少し残念だが、これもラリーだ」



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