【ラリプラ208GTi日記】泣いても笑っても最終戦! 新城に向けた抱負の巻 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【ラリプラ208GTi日記】泣いても笑っても最終戦! 新城に向けた抱負の巻

©CARROSSER

月日が経つのは早いもので、4月に九州でデビューしたと思ったらもう最終戦です。こんばんは。ひと足お先に新城入りしているたけぶぅです。新城の夜は寒いです。

さて、2015年に多くのスポンサーの皆様、ファンの皆様と一緒にスタートしたラリープラス・クスコレーシング・ラリーチームのプロジェクトも、いよいよ最終戦となりました。前戦モントレーin嬬恋でのロールオーバーから約2カ月間、キャロッセのメカニックの皆様の、昼夜も公私もへったくれもない(本当に感謝感謝です!)ご尽力により、ご覧の通りプジョー208GTiは見事に復活!

しかし、ロールオーバーのダメージは修復できたものの、原因不明の足まわりの違和感に悩まされていたという柳澤選手。どうやら、とあるサスペンションのパーツにまで後遺症が及んでいたようでした。そこで急遽、イベントなどに展示しているサンク所有の208GTi(予備車両)のパーツを移植。これが今週の頭のことです(笑)。結果的になんとか思い通りに修復することができました。

今季のJN5クラスチャンピオンはすでにヴィッツGRMNターボで初挑戦した天野智之/井上裕紀子組に決定していますが、ラリープラス・クスコレーシング・ワールドラリーチームの今季の集大成として並々ならぬ決意を持っての参戦です。

ただ、モントレーがヤナギ選手の地元なら、ここ新城は天野選手、アバルト500R3Tラリーを駆る眞貝選手、さらにトヨタ86で挑む山口清司選手らの地元。もちろん、強豪ぞろいの新城で勝ってこそ、真の208GTiマイスター! 柳澤選手も意欲的なコメントを寄せてくれました。

「新城ラリーは昔から結構走ってはいるので、良くも悪くも道は知っています。正直あまり得意なラリーではないですが、雁峰林道なんてみんな好きではないと思いますし(笑)、そういう意味で条件はイコールで変わりませんよね。クルマの特性としても86/BRZの方が有利だとは思いますが、攻めるところ、抑えるところのメリハリをつけて走るしかないですね。天野選手のヴィッツターボに加えて、新井選手の息子の大輝選手や勝田選手の息子の貴元選手も出てきますが、これまでの走行データを生かし、セッティングもかなり煮詰まったので、あとはSSを1本1本、集中力を切らさずに走るのみです。」
「激戦のJN5クラス、今回はさらに手強い選手がたくさん参戦していますが、ポディウムフィニッシュを目指して頑張ります!」

というわけで、最終戦もラリープラス・クスコレーシング・ラリーチームとプジョー208GTiの活躍にぜひご期待ください! 新城総合公園の物販ブースでも、最新刊の「RALLY PLUS vol.07」「プレイドライブ2015年12月号」「ワールドラリーカレンダー2016」をご用意して、皆さんのお越しをお待ちしております!



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