WRC英国:オジエ、盤石の強さで最終戦を飾る – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRC英国:オジエ、盤石の強さで最終戦を飾る

 

WRC第13戦GBは、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエがシーズン8勝目を挙げ、王者の貫録を示した。総合2位にはこれがラストイベントとなるフォードのミッコ・ヒルボネン。3位にはシトロエンのマッズ・オストベルグが入った。

競技最終日は3SSを2回ループする構成。距離はわずかに46.12km。独走状態のオジエはすでにクルージングモードで、ラリーの焦点はヒルボネンとミークのふたりによる2番手争いとなった。

ヒルボネンはSS20を終えた段階でミークに1.6秒差まで詰め寄られるものの、続くSS21で3秒突き放し、差を4.6秒に広げることに成功。戦況が動いたのはSS22。ミークはタイヤにダメージを負ってしまい、大きくタイムロス。SSトップタイムのヤリ‐マティ・ラトバラから51.2秒遅れのSS30番手、総合でも5番手にドロップしてしまい、ヒルボネンとのバトルは決着をみることとなった。

残すステージは最終パワーステージのみ。ここではラトバラが意地を見せてベストタイムを獲得、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが2番手、オストベルグが3番手に入った。ここで4番手につけたフォードのエルフィン・エバンスはミークを下し総合5位に浮上を果たしている。

オジエはこの日もベストタイム0回ながら首位を堅持、シーズン8勝目を飾った。
「シーズンを勝利で締めくくることができてうれしいね。それに、ミッコが表彰台でフィニッシュできたのも素晴らしいことだ」と、ヒルボネンの表彰台フィニッシュを祝福した。当のヒルボネンも「勝って終わることはできなかったけれど、素晴らしい戦いができた。お世話になった人たちに心から感謝したい」と笑顔でコメントした。

これをもってWRCの2014年シーズンはすべての日程を終了。次戦は2015年の1月からスタートするラリーモンテカルロとなる。フォルクスワーゲンの3台が今年と同じく序盤から独走するのか、あるいはシトロエン、フォード、将来的に新型i20 WRCを投入する予定のヒュンダイが立ちはだかるのか。ドライバーの陣容も詳細が判明し次第、今後もrallyplus.netでお伝えしていく。

WRC英国:デイ3後暫定総合順位
1:S.オジエ(フォルクスワーゲン)3:03:08.2
2:M.ヒルボネン(フォード)+37.6
3:M.オストベルグ(シトロエン)+1:03.6
4:T.ヌービル(ヒュンダイ)+1:14.9
5:E.エバンス(フォード)+1:24.3
6:K.ミーク(シトロエン)+2:03.0
7:O.タナク(フォード)+2:29.7
8:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン)+2:47.5
9:M.プロコップ(フォード)+3:43.3
10:H.パッドン(ヒュンダイ)+3:48.5



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