WRCコルシカ:デイ2コメント「今回は流れが来ていない」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCコルシカ:デイ2コメント「今回は流れが来ていない」

©VOLKSWAGEN

ツール・ド・コルス、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。初日終了後にギアボックストラブルでデイリタイアしたオジエ。母国戦での不運とトリッキーな構成のラリーに翻弄される展開に、ため息といったところか。*順位の()内は前日比

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

ヤリマティ・ラトバラ/総合首位(↑)
「今日最初のステージはとてもハッピーだった。ポディウムを狙うなら、昨日よりもリスクを負わなくてはならないと思っていた。路面にマッドが出ていてスリッパリーだったから、昨日よりも難しかった。それでもハードに攻めていいリズムをつかみ、エルフィンをかわした。午後は、15km付近でシフトチェンジにトラブルが発生はしたが、さらに調子が上がった。それでなければもっといいタイムだったと思うが、それでも今日をトップで折り返した。まだ100kmのステージが残っているから、それぞれのSSを楽しみにしているよ」

セバスチャン・オジエ/総合24位(↑)
「残念ながら、今回は流れが来ていないね。ギアボックスを交換して10分のペナルティを受けたので、もちろんいいリザルトは望めない。それでも、来年のためにこのコンディションでの経験を積もうとがんばっている。午前は昨日より予測がしにくく難しかったが、イベント最長の48kmステージはよかった。理想的なコンディションで、自分のタイムにも満足。明日はパワーステージでのベストを狙う事をモチベーションにするよ」

M-SPORT

M-SPORT

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

エルフィン・エバンス/総合2位(↓)
「今日もいい一日になった。このイベントの経験がないので、最終日を前に首位に2秒差につけているなんて、想像もしなかった。もちろん、SS5だけでヤリマティにかなり詰められたのは残念だけど、SS6の自分のパフォーマンスにはとても満足している。まだ何が起こるか分からないので、明日もプッシュする。リスクの高い状況なので、不必要なリスクは負わないが、ポディウムの真ん中の位置につけることを味わってしまったから、また戻りたいね!」

オィット・タナック/総合10位(↑)
「SS6はとてもよかったし、いいリズムをつかめたようだ。もちろん、まだ本来のスピードまで出せていないが、改善できることを見つけていく。この調子を続けられれば、もっとプッシュできるし、明日は自分向きのいいステージもあるので楽しみにしている」

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

アンドレアス・ミケルセン/総合3位(↑)
「天気に関しては、今回はネタが満載だ。昨日の嵐に比べれば、今日はとてもよかった。でも、ステージが走りやすくなった訳ではなかった。マッドがたくさん出ていて、氷の上を走っているようなところがたくさんあった。まるでモンテみたいにね。今日の2本はとてもクリーンな走りができて、順位を4つ上げることができた。ポディウムはもちろん、もっと上を目指す事もできるかもね」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
シトロエンDS3 WRC

クリス・ミーク/総合4位(↑)
「今日も長い一日になったが、それでもステージは2本。こんなラリーは他にはないね。少なくとも、今日は路面は少し安定してグリップもあった。4位まで順位を上げたし、DS 3 WRCの動きも完璧だった。マニュファクチャラーズ選手権ポイントがとても重要なので、明日は確実に役目を務めたい」

マッズ・オストベルグ/総合6位(↓)
「やっと、ドライのステージを走る事ができたよ。コンディションはそれでも難しかった。チャレンジの固まりのようなラリーだね。ベストを尽くしたし、まだまずまずの順位につけている。明日もプッシュを続けて5位を狙いたい。6秒差しかないからね。セッティングとドライビングを調整しなくては」

ステファン・ルフェーブル/総合12位(=)
「午前はトリッキーなセクションが多くミスがしやすかった。より慎重なドライビングでリスクを負わないようにすると決めた。午後は、マシンにも自信が得られた。いい走りができたし、このコンディションの中ではまずまずだったと思う。明日もこの調子を続けていきたい。ドライのままであって欲しいね!」

HYUNDAI

HYUNDAI

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

ケビン・アッブリング/総合5位(↓)
「自分にとって2回目の舗装ラリーで、コルシカでトップ5を争っているのは、もちろんうれしいよ。今日は、順調にはいかなかったけどね。午前はハードタイヤだったけど、アドバンテージになるはずのドライ区間でパンクしてしまい、プッシュできなかった。午後はもっとドライになったけど、残念なタイムだった。もっとアグレッシブなセッティングにするべきだったのかもしれないけど、これも経験だ。ポジティブに考えれば、それでも5位につけているので、明日はポジションキープのために全力を尽くす」

ヘイデン・パッドン/総合7位(↑)
「今日は、まだスリッパリーな場所もあったけどコンディションはよくなったから、自信も高まってきた。午前は、もっとドライを予想していたのでタイヤチョイスを誤ったが、タイムはまずまずだった。午後はまっとうな舗装ステージだったので、自分のドライビングに専念できた」

HYUNDAI

HYUNDAI

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

ダニ・ソルド/総合11位(↑)
「今日もまだトリッキーな部分はあったが、プッシュするだけの自信を得る事ができた。タイムもかなりよかったし、順位も上げる古都ができた。昨日のトラブルがなかったら、もちろんもっと上にいただろうけど、これもラリーだ。明日の残り3本でどれだけ追い上げられるか、全力を尽くすだけ。マシンの動きはいいから、この点については満足しているよ」

ティエリー・ヌービル/総合37位(↑)
「午前中はとてもスリッパリーなコンディションだったので、先頭で走行するのは最悪だった。安全圏内で走行したが、ちょっと堅実すぎたかもしれない。日中サービスの間にペースノートをチェックして、午後はよくなった。少しアンダーが出ていたが、コンディションはよかった。マシンの動きはよかったから、明日の3本もいい走りをして順位を上げていきたい」



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