WRCコルシカ:デイ1コメント「ラグビーチームの次は僕」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCコルシカ:デイ1コメント「ラグビーチームの次は僕」

©M-SPORT

ツール・ド・コルス、デイ1終了後の各ドライバーからのコメント。初参戦のツール・ド・コルス、大波乱の末に初日首位につけたエバンス。母国英国で開催中のラグビーワールドカップでウェールズが快勝したことを挙げて自らの勝利への意欲を明かした。

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

エルフィン・エバンス/総合首位
「初参戦のラリーで首位につけているのは、素晴らしい気分だが、少し驚いたね。SS3のフィニッシュに着いた時、ダン(コ・ドライバー)にはいい走りじゃなかったと話していたが、クリーンで丁寧に走れたしタイムロスもなかったから、それが功を奏した。グラベルクルーからの情報はとても安定していて、実際のステージの通りだったから、本当に感謝している。昨晩はウェールズのラグビーチームも大活躍したから、今度は僕にプレッシャーが懸かる番だね!」

オィット・タナック/総合11位
「本当にタフな一日だった。路上には水やグラベルがあふれていて、いいリズムをつかむのがとても難しかった。午後はエルフィンのように攻める事ももちろん可能だったが、僕はとにかく自信がつかめなかった。週末の間にコンディションが回復してくれることを願うよ。とにかく勇気を持ってできる限り攻めるしかない」

HYUNDAI

HYUNDAI

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

ケビン・アッブリング/総合2位
「堅実に攻めた。走行順が15番手だから、最初のステージは予想がまったくつかなかった。ペースノートが効果的に働いた場所ではいいパフォーマンスができた。日中サービスではセッティングを変更し、午後はそれがうまくいった。最初の10kmはいいペースだと自覚していたが、終盤はあまりスッキリしなかったから、慎重に行った。舗装ラリーの参戦は2回目だから、とにかくペースノートを信頼することに専念していた。今日の状況を考えれば、ここまでの内容にはとても満足。明日もこの調子を続けていく」

ヘイデン・パッドン/総合8位
「本当に厳しい一日だった。午前中はスリッパリーで、こうしたコンディションでの経験がないので自信が持てなかった。とにかくフィニッシュまで辿り着くためにドライビングを調整していた。いい修業になったよ。SS3は1km走ったところで石にヒットし、ホイールにダメージを負った。イヤな振動が起きるようになったが、崖から落ちそうにもなったのでラッキーだった。今日を走り終える事ができて、うれしいよ」

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

ヤリマティ・ラトバラ/総合3位
「最初のステージはクリーンな走りができて満足だったが、SS3は事態が一変した。とにかく慎重に行った。トラブルなく走り切りたかったからね。豪雨でこれ以上ないほどスリッパリーになり、ハイドロプレーニングになった。モンテカルロを思い出したよ。トリッキーなコンディションのことを思えば、いい内容だった。ホテルに戻って服が乾いたら、ハッピーになれるかな」

セバスチャン・オジエ/総合10位
「波乱だらけのスタートになった。昨晩は大雨だったけど、最初のステージはうまく行った。もちろんウェットでスリッパリーだったが、恐れていたほどドラマチックではなかった。でも、今はコンディションがルーレットのようだ。午後は僕らには運がこなかった。ステージを3分の2ほど走った辺りでスローパンクに見舞われた。何にもヒットしていないので、正直、いつ、どこで起きたのかよく分からない。そのまま5kmくらい走行したが、最終的にタイヤを交換することに決めた」

CITROEN

CITROEN

[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
シトロエンDS3 WRC

マッズ・オストベルグ/総合4位
「自分のキャリアの中で、一番難しいデイの一つだったんじゃないかな! 堅実に、トラブルを避ける事に努めた。最後のステージは本当にトリッキーだったが、今のところ順位はかなりいい。明日は日差しが差して、もっとステージを楽しめるといいね」

クリス・ミーク/総合8位
「初日を走り終えたことで満足しなくてはならない。SS3はこれまでの中で、間違いなく一番難しいステージだった。フィニッシュに向かうに連れて、乾き始めていた。グラベルクルーはとてもいい仕事をしてくれた。まだ先は長いから、何が起きても不思議ではない」

ステファン・ルフェーブル/総合12位
「このコンディションでグリップを得るのはとても難しい。雨の中で走ったことはなかった。泥や水が流れていて、一つ一つのコーナーが経験になった。ミスをしやすい状況だったから、一切リスクを負わず、とにかく生き残る事を目指した。明日もまだスリッパリーなままだと思う。まだまだやることは山積みだよ!」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

アンドレアス・ミケルセン/総合7位
「まだ舗装でのドライビングに慣れていない。特にこのようなコンディションは、本当に難しい。純粋にプッシュするだけの自信が足りていない。チームメイトと張り合えるペースをつかむには、もう少し走り込む事が必要だ。だからリスクを負わず、安全圏内のペースで行く計画。リズムを上げるためにがんばっている」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

ダニ・ソルド/総合13位
「浮き沈みのある一日だったが、総合的にはポジティブな感じ。最初のステージは、終盤に向けてアンダーが出てきたが、全体的にはそう悪くはなかった。SS3ではタイトなコーナーでイン側の石に引っかけ、リムが破損した。これで2分をロスした。その後はいいペースだったから、本当に悔しい。もちろん、明日は順位を取り戻しに行く」

ティエリー・ヌービル/SS1でデイリタイア
「ペースを上げようとしてプッシュしていた。僕はスリッパリーなコンディションは好きだからね。でも、タイトな左コーナーでインを突きすぎた。スピードは問題なかったが、進入のタイミングが少し早すぎた。ハンドブレーキを使わなくてはならず、わずかに壁にヒットし、リアサスペンションを破損した。ボルトが2本壊れて交換することができなかった。明日は仕切り直し。マニュファクチャラーズ選手権ポイント獲得を目指すよ」



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