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【ポルシェジャパン】ヴァルター・ロールがコスタブラバラリーで優勝

 

モンテカルロ4冠王者が欧州ラリー選手権を支配

ヴァルター・ロールがコスタブラバラリーで優勝

 ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:ミヒャエル・マハト)のテストドライバーも務めるヴァルター・ロールは、スペインのジョレット・デ・マールで開催されたFIA欧州ラリー選手権のヒストリックカー部門に1981年モデルのポルシェ911 RSRでエントリーし、見事優勝を飾りました。

 世界ラリー選手権で2回チャンピオンに輝いているロールは、2002年、2004年、2005年および2006年のドイツラリーチャンピオンに輝いたコパイロットのペーター・ゲーベルとチームを組み、完璧にリビルドされた911でラリーに出場しました。ロール/ゲーベル組はスタート後、すぐにトップグループに浮上します。このグループには、元ルノーのワークスドライバーでアルピーヌA110を駆るジャン・ラニョッティ、ポルシェ911で参戦のヒストリック欧州選手権スペシャリストであるミヒャエル・シュトシェック、ヴァルター・イェンセン、およびグループ4に属する3台のランチアストラトスの姿がありました。

 最後の2つのステージは、天候およびコースの状態がきわめて厳しい中、ロールは絶妙なドライビングでモンテカルロ4冠の実力を見せつけました。

 1974年にも独特のスタイルで欧州ラリー選手権を制覇したロールは、ウォルフガング・ライレー率いるクラシックパワーチームに勝利をもたらしました。

レース結果
ラリー・コスタ・ブラバ・ヒストリック:
1. ロール/ゲーベル          ポルシェ911 RSR     1:26’27″2
2. ブラッツォーリ/ヴァルマッソル   ポルシェ911 SC     + 02’45″9
3. フォント/モレノ          フォードエスコートRS  + 03’46″3



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